“光背”の読み方と例文
読み方割合
こうはい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
法隆寺の金堂の本尊は云(い)うまでもなく正面に安置せられてある釈迦(しゃか)像であって、作者が鞍作鳥(くらつくりのとり)(又は止利(とり))なることは光背(こうはい)銘文によって明らかである。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
学校から帰ると、よく夕飯前に、奥の暗い六畳の仏壇の間(ま)で、老人たちの御(お)まいりの座につかせられた。燈明(とうみょう)の光がゆらぐごとに、仏壇の中の仏様の光背(こうはい)が鈍く金色にゆれた。
簪を挿した蛇 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
せまい、ほの暗い、須弥壇(しゅみだん)の上に、聖観音の光背(こうはい)までが金色(こんじき)の蜘蛛の巣みたいに仰がれる。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)