“はんおもて”の漢字の書き方と例文
語句割合
片面100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片面はんおもてを、怪しきものの走るがごとくと暗くなった海に向けて、蝕あるすごき日の光に、水底みなそこのその悪竜の影に憧るる面色おももちした時、隼の力の容貌は、かえって哲学者のごときものであった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)