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底冷
ふりがな文庫
“底冷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そこびえ
60.0%
そこび
35.0%
そこさ
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこびえ
(逆引き)
どこにも座敷がない、あっても
泊客
(
とまりきゃく
)
のないことを知った長廊下の、
底冷
(
そこびえ
)
のする板敷を、影の
徜徉
(
さまよ
)
うように、我ながら
朦朧
(
もうろう
)
として
辿
(
たど
)
ると……
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
底冷(そこびえ)の例文をもっと
(12作品)
見る
そこび
(逆引き)
若し遊覧のためなら、何もわざ/\特別に
底冷
(
そこび
)
えがすると言はれてゐる京都の冬を見舞ふ理由はなかつた。しかし京都の冬は思つたより好かつた。
閾
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
底冷(そこび)の例文をもっと
(7作品)
見る
そこさ
(逆引き)
として、吉野の南朝方へ
奔
(
はし
)
ってしまい、あとにのこっていた公卿といえば、無能か、でなければ、
底冷
(
そこさ
)
めた忍従だけの者だった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
底冷(そこさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
“底”で始まる語句
底
底止
底力
底意
底光
底事
底土
底意地
底深
底澄
“底冷”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
石川啄木
北原白秋
佐々木邦
徳田秋声
夏目漱石
薄田泣菫
永井荷風
吉川英治
岡本かの子