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底力
ふりがな文庫
“底力”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そこぢから
91.7%
そこじから
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこぢから
(逆引き)
と、その細い、
幽
(
かすか
)
な、空を通るかと思う雨の中に、図太い、
底力
(
そこぢから
)
のある、そして、さびのついた
塩辛声
(
しおからごえ
)
を、腹の底から
押出
(
おしだ
)
して
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
口の先きで
喋
(
しゃ
)
べる我々はその
底力
(
そこぢから
)
のある音声を聞くと、自分の
饒舌
(
じょうぜつ
)
が如何にも薄ッぺらで目方がないのを恥かしく思った。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
底力(そこぢから)の例文をもっと
(11作品)
見る
そこじから
(逆引き)
しかし
底力
(
そこじから
)
のこもった声で、「千葉県の大河無門ですが」と言い、それから次郎にわたされた塾生名簿をすぐその場でひらいて、自分の名前のところを念入りに見たあと
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
底力(そこじから)の例文をもっと
(1作品)
見る
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“底”で始まる語句
底
底冷
底止
底意
底光
底事
底土
底意地
底深
底澄
“底力”のふりがなが多い著者
下村湖人
内田魯庵
北原白秋
長塚節
泉鏡太郎
泉鏡花
吉川英治
海野十三