寝反ねがえ)” の例文
「それもあるし、高氏は寝反ねがえりなどは出来ぬ一徹者、うかつに呼びかけるのは、あぶないとみな申す」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、いよいよ電燈を消して見ると、何度か寝反ねがえりを繰り返しても、容易に睡気ねむけを催さなかった。
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
その空気は、やがて明瞭めいりょうな形をとって現われて来た。三木の城主、別所長治の寝反ねがえりがそれである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)