“寝反”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねがえ75.0%
ねそべ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それもあるし、高氏は寝反ねがえりなどは出来ぬ一徹者、うかつに呼びかけるのは、あぶないとみな申す」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、いよいよ電燈を消して見ると、何度か寝反ねがえりを繰り返しても、容易に睡気ねむけを催さなかった。
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「虐使ふどころか、此間こねえだ寝反ねそべつただから、四俵つけるところを三俵にして来ただアが」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)