“人声”のいろいろな読み方と例文
旧字:人聲
読み方割合
ひとごえ82.6%
ひとごゑ8.7%
こわ4.3%
じんせい4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不意に人声がしたので主翁はびっくりして、動悸をさしながらして見た。学生のマントを着た少年が眼の前に立っていた。
黄灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
長吉は覚えずを追つて路地内這入らうとしたが、同時に一番近くの格子戸人声と共にいて、細長い弓張提灯を持つた男が出て来たので、ふ事なく長吉は気後れのしたばかりか
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ゑらゑらにうたぐるばかり酔へる人声づくりして首のみぞ振る
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
小山は黙って描く、自分は黙って煙草をふかす、四囲は寂然として人声を聞かない。自分はから詩集を取り出して読みだした。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)