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寐込
ふりがな文庫
“寐込”の読み方と例文
読み方
割合
ねこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねこ
(逆引き)
新年
(
しんねん
)
が
停滯
(
もたれ
)
てゐるのは
實
(
じつ
)
に
苦
(
くる
)
しいですよ。
夫
(
それ
)
で
今日
(
けふ
)
の
午
(
ひる
)
から、とう/\
塵世
(
ぢんせい
)
を
遠
(
とほ
)
ざけて、
病氣
(
びやうき
)
になつてぐつと
寐込
(
ねこ
)
んぢまいました。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぐッすり
寐込
(
ねこ
)
んででもいようもんなら、
盗賊
(
どろぼう
)
が
遁込
(
にげこ
)
んだようじゃから、なぞというて、叩き起して
周章
(
あわ
)
てさせる。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
内証
(
ないしょ
)
に大一座の客があって、雪はふる、部屋々々でも
寐込
(
ねこ
)
んだのを
機
(
しお
)
にぬけて出て、ここまでは来ましたが、土を踏むのにさえ
遠退
(
とおの
)
いた、足がすくんで震える上に
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
寐込(ねこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“寐”で始まる語句
寐
寐入
寐床
寐転
寐衣
寐息
寐起
寐付
寐覚
寐返
“寐込”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
夏目漱石