トップ
>
寐息
ふりがな文庫
“寐息”の読み方と例文
読み方
割合
ねいき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねいき
(逆引き)
その時は早や、夜がものに
譬
(
たと
)
えると谷の底じゃ、
白痴
(
ばか
)
がだらしのない
寐息
(
ねいき
)
も聞えなくなると、たちまち戸の外にものの
気勢
(
けはい
)
がしてきた。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
外套
(
ぐわいたう
)
も
脱
(
ぬ
)
がずに、
上
(
うへ
)
から
曲
(
こゞ
)
んで、すう/\いふ
御米
(
およね
)
の
寐息
(
ねいき
)
をしばらく
聞
(
き
)
いてゐた。
御米
(
およね
)
は
容易
(
ようい
)
に
覺
(
さ
)
めさうにも
見
(
み
)
えなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
こんなにぼんやりした想像をしていながら、女は男の
寐息
(
ねいき
)
を聞く事を怠らない。寐息は折々うめき声になる。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
寐息(ねいき)の例文をもっと
(7作品)
見る
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“寐”で始まる語句
寐
寐入
寐床
寐衣
寐転
寐起
寐付
寐覚
寐返
寐込
“寐息”のふりがなが多い著者
アルツール・シュニッツレル
福士幸次郎
泉鏡花
江戸川乱歩
夏目漱石