“親睦会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんぼくかい80.0%
しんぼくくわい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな気持から、無理に出なくてもすんだ、ただの親睦会しんぼくかいのような今日の集りにもミネは出てきたのであった。
妻の座 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
お昼すぎから例年うちつれだって築地河岸つきじがし木魚庵もくぎょあんという料亭におもむき、親睦会しんぼくかいをかねた慰労の宴を催すならわしでしたから、右門もちょうど非番でございましたので
左様さやうですつてネ、雛妓はんぎよく落籍ひかして、月々五十円の仕送りする交際つきあひも、近頃外国で発明されたさうですから——我夫あなた、明日の教会の親睦会しんぼくくわいは御免を蒙ります、天長節は歌舞伎座へ行くものと
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
魂胆こんたんの在る所です、其れ程に仕組まねば我が同志を欺くことは出来ないのだ、現に見給へ、既に除名とまつて居る教会の親睦会しんぼくくわいへ、かも山木の別荘で開いた親睦会へ出席したのは何故なぜであるか
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)