“冬瓜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうがん93.3%
とうが6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アコ長のほうは、ごぞんじの通り、大一番おおいちばん長面ながづらの馬が長成ながなり冬瓜とうがんをくわえたような、眼の下一尺二寸もあろうという不思議な面相。
と、金博士はちょっと不意打ふいうちのおどろきを示した。しかし大統領は割合わりあいにおちついていた。そして冬瓜とうがんのような顔をしかめていった。
兵卒らがその死人をき出して、うしろの壁にもたせかけると、冬瓜とうがのような大きい玉がその懐中から転げ出したので、驚いて更に検査すると
先ず裏の畑の茄子冬瓜とうが小豆あずき人参里芋を始め、井戸脇の葡萄塀の上のなつめ、隣から貰うた梨。
(新字新仮名) / 寺田寅彦(著)