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長面
ふりがな文庫
“長面”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ながづら
57.1%
ながおもて
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながづら
(逆引き)
アコ長のほうは、ごぞんじの通り、
大一番
(
おおいちばん
)
、
長面
(
ながづら
)
の馬が
長成
(
ながなり
)
の
冬瓜
(
とうがん
)
をくわえたような、眼の下一尺二寸もあろうという不思議な面相。
顎十郎捕物帳:17 初春狸合戦
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
と、早や
此方
(
こなた
)
ざまに参った駅夫どのに、くるりと肩ぐるみに振向いた。二度見ました。
痩
(
やせ
)
和尚の黄色がかった青い
長面
(
ながづら
)
。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
長面(ながづら)の例文をもっと
(4作品)
見る
ながおもて
(逆引き)
ふっくら
豊頬
(
ほうきょう
)
な面だちであるが、やはり父義朝に似て、
長面
(
ながおもて
)
のほうであった。一体に源家の人々は、四
肢
(
し
)
逞
(
たくま
)
しく、
尖
(
とが
)
り骨で顔が長い。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
穏やかな
長面
(
ながおもて
)
、大きな真面目な眼、直な鼻、豊かな額、厚いが強い唇、
頬
(
ほお
)
や
顎
(
あご
)
はがっしりと端正で、四角帽を
被
(
かぶ
)
った彼の
風采
(
ふうさい
)
を、時の人は「力に富み、意志に強かった」と伝えている。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
長面(ながおもて)の例文をもっと
(3作品)
見る
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“長”で始まる語句
長
長閑
長襦袢
長押
長火鉢
長椅子
長刀
長柄
長靴
長持
検索の候補
面長
朱面長髯
長崎両面鏡
“長面”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
徳田秋声
泉鏡花
久生十蘭
吉川英治
野村胡堂