朱欒ザムボア)” の例文
私はそこで四六判の横を長くしたような東雲堂発行の『朱欒ザムボア』という、白秋編輯の詩の雑誌を見つけた。
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
朱欒ザムボア』の抒情小曲その他はさしづめ栗の若木の新芽である。それは雋鋭で、極めて感傷的であつた。而も新らしい叡智の瞳はその芽のしんに既に幽かに光つてゐた。その驚異。
朱欒ザムボア』の抒情小曲その他はさしづめ栗の若木の新芽である。それは雋鋭で、極めて感傷的であつた。而も新らしい叡智の瞳はその芽のしんに既に幽かに光つてゐた。その驚異。
愛の詩集:03 愛の詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)