“逢紀”の読み方と例文
読み方割合
ほうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長男の袁譚が、後から城外まで引揚げてくると、袁紹の喪が発せられ、同時に三男の袁尚から大将逢紀ほうきを使いとして、陣中へ向けてよこした。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
審配、逢紀ほうきのふたりを総大将に。田豊、荀諶じゅんじん許攸きょゆうを参軍の謀士に。また顔良がんりょう文醜ぶんしゅうの二雄を先鋒の両翼に。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
重臣たちの意向をさぐると、逢紀ほうき審配しんぱいのふたりは、袁尚えんしょうを擁立したがっているし、郭図かくと辛評しんひょうの二名は、正統派というか、嫡子ちゃくし袁譚えんたんを立てようとしているらしい。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)