“文醜”の読み方と例文
読み方割合
ぶんしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かかる折に、戦場から早馬が到来して、「袁紹の大将にして、顔良の弟にあたる文醜ぶんしゅうが、黄河を渡って、延津えんしんまで攻め入ってきました」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かつて彼の陣を借り、顔良、文醜ぶんしゅうなどを斬り白馬の重囲を蹴ちらして彼の頽勢たいせいを盛り返したなど——その報恩としてやったものでござる。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袁紹が後ろには、顔良、文醜ぶんしゅうなどの荒武者どもが控えている。——また、孫堅がうしろには程普、黄蓋、韓当などの輩が
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)