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一刻
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いつとき
ふりがな文庫
“
一刻
(
いつとき
)” の例文
行きがけの駄賃に一番
怨
(
うら
)
んでゐた今の旦那を殺しましたが、お銀さんにとめられて、内儀さんだけを助けて、
一刻
(
いつとき
)
ほど前、何處ともなく行つてしまひました。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
もう斯うなつたら娘をかゝへて
一刻
(
いつとき
)
も早くこんな化物屋敷を逃げ出すよりほかはあるまいと、お道はもう夫のことも自分のことも振返つてゐる餘裕がなくなつた。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
一刻
(
いつとき
)
もはやくおいでになつてさへ頂けばな、さうすれば、もう、逢ふ人見る人ごとに、いちいち吹聴なさらずにはゐられないほどの素晴らしい御馳走をして進ぜまするよ。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:02 はしがき
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“一刻”の意味
《名詞》
僅かな時間
一時の四分の一の時間。約30分。
頑固であること。一国。一徹。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“一刻”で始まる語句
一刻半
一刻者
一刻前
一刻後
一刻千金