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咋
ふりがな文庫
“咋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
く
53.3%
くわ
13.3%
か
6.7%
きのふ
6.7%
くひ
6.7%
を
6.7%
ク
6.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
く
(逆引き)
ここに
香坂
(
かごさか
)
の王、
歴木
(
くぬぎ
)
に騰りいまして見たまふに、大きなる怒り猪出でて、その
歴木
(
くぬぎ
)
を掘りて、すなはちその
香坂
(
かごさか
)
の王を
咋
(
く
)
ひ
食
(
は
)
みつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
咋(く)の例文をもっと
(8作品)
見る
くわ
(逆引き)
七人は蛇の教えの通り巌上に登り箭を
番
(
つが
)
えて蛇を眼懸けて立つほどに蜈蚣進んで走り寄って互いにひしひしと
咋
(
くわ
)
えて共に血肉になりぬ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
咋(くわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
か
(逆引き)
さては我を
咋
(
か
)
むとて吠えたでないと知って見ると洞の上から重き物落ちる。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
咋(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
きのふ
(逆引き)
われ等は劇場に入りて、
磴級
(
とうきふ
)
をなせる
石榻
(
せきたふ
)
に坐したり。舞臺を見るに、その柱の石障石扉、昔のまゝに殘りて、羅馬の俳優のこゝに演技せしは
咋
(
きのふ
)
の如くぞおもはるゝ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
咋(きのふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くひ
(逆引き)
大山祇を大山
咋
(
くひ
)
とも申しますが、日本語の隅のことを朝鮮語でクビと申しますから、是も同義だと思ひます。
近畿地方に於ける神社
(旧字旧仮名)
/
内藤湖南
(著)
咋(くひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
を
(逆引き)
ここにすなはちその
咋
(
を
)
し
遺
(
のこ
)
りの
蒜
(
ひる
)
の片端もちて、待ち打ちたまへば、その目に
中
(
あた
)
りて、打ち殺しつ。かれその坂に登り立ちて、三たび歎かして詔りたまひしく、「
吾嬬
(
あづま
)
はや」と詔りたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
咋(を)の例文をもっと
(1作品)
見る
ク
(逆引き)
天
(
アメ
)
ノ
日矛
(
ヒホロ
)
の持ち帰りし
浪振比礼
(
ナミフルヒレ
)
と
浪切
(
ナミキル
)
比礼、
臣津野
(
オミツヌ
)
ノ
命の国作りの神話、猿田彦
ノ
神の神話に見ゆる
比良夫貝
(
ヒラフガイ
)
及び
海鼠
(
ナマコ
)
、
櫛八玉
(
クシヤタマ
)
ノ
神の鵜に化して、海底の
埴
(
ハニ
)
を
咋
(
ク
)
い出でたる、素盞嗚尊の
浮宝
(
ウキタカラ
)
を作りし
比較神話学
(新字新仮名)
/
高木敏雄
(著)
咋(ク)の例文をもっと
(1作品)
見る
咋
部首:⼝
8画
“咋”を含む語句
羽咋
咋夜
大山咋
大山咋神
三島湟咋
咋俣長日子
咋宵
咋日
湟咋
生咋
眞魚咋
若山咋
飽咋
“咋”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
南方熊楠
北原白秋
中島敦
内藤湖南
ハンス・クリスチャン・アンデルセン