“咋夜”の読み方と例文
読み方割合
ゆうべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思ひたつた旅ながら船出した咋夜から今朝にかけて、風雨激しく、まぢかく大島の火の山が見えてゐながら上陸が仲々困難でした。
大島行 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
朝になつて、あの田中のの上を茫然帰つて来ると、重右め、いつも浮かぬ顔をして待つて居る。咋夜は何うだつたつて……聞くと、頭ア振つて駄目だアと言ふ。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
見るは法楽や。俺は、お前みたいに、盗見なんぞしえへん。咋夜から、じっと、こう見たままや。何遍欠伸をしやはったか、欠伸する時に、お前、こう袖を口へ当てて、ちらっと、俺の顔を
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)