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咋夜
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ゆうべ
ふりがな文庫
“
咋夜
(
ゆうべ
)” の例文
思ひたつた旅ながら船出した
咋夜
(
ゆうべ
)
から今朝にかけて、風雨激しく、まぢかく大島の火の山が見えてゐながら上陸が仲々困難でした。
大島行
(旧字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
朝になつて、あの田中の
堤
(
どて
)
の上を
茫然
(
ぼんやり
)
帰つて来ると、重右め、いつも浮かぬ顔をして待つて居る。
咋夜
(
ゆうべ
)
は何うだつたつて……聞くと、頭ア振つて駄目だアと言ふ。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
見るは法楽や。俺は、お前みたいに、盗見なんぞしえへん。
咋夜
(
ゆうべ
)
から、じっと、こう見たままや。何遍欠伸をしやはったか、欠伸する時に、お前、こう袖を口へ当てて、ちらっと、俺の顔を
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
咋
部首:⼝
8画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“咋”で始まる語句
咋
咋宵
咋日
咋俣長日子