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螺髪
ふりがな文庫
“螺髪”のいろいろな読み方と例文
旧字:
螺髮
読み方
割合
らはつ
50.0%
らほつ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らはつ
(逆引き)
だんだんと仕事の進むにつれて、大仏の頭部になってきましたが、大仏の例の
螺髪
(
らはつ
)
になると、一寸困りました。
佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
暮れにけり露仏の
螺髪
(
らはつ
)
くろぐろと月あかりしてうづだかき肩
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
螺髪(らはつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
らほつ
(逆引き)
「……身につけている蛮衣はなんだ、
螺髪
(
らほつ
)
とはなんだ、
眉間
(
みけん
)
の
白毫
(
びゃくごう
)
とはそもそもなんだ、
汝
(
なんじ
)
はいずれの辺土から来た頓愚だ、云え、仏とはそもなに者か」
荒法師
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仏の三十二相の第二は
螺髪
(
らほつ
)
右旋
(
うせん
)
、その色紺青(『方広大荘厳経』三)、
帝釈
(
たいしゃく
)
第一の后
舎支
(
しゃし
)
、目清くして寛に、開いて
媚
(
び
)
あり、髪青く長く黒く一々
旋
(
めぐ
)
る(『
毘耶婆
(
びやば
)
問経』下)。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
螺髪(らほつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“螺髪”の意味
《名詞》
螺髪(らほつ、らはつ)
仏像に見られる、巻貝状に丸まった髪の毛。
(出典:Wiktionary)
“螺髪”の解説
螺髪(らほつ)は、仏像の丸まった髪の毛の名称。三十二相八十種好のひとつ。額の毛は白毫と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
螺
漢検準1級
部首:⾍
17画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“螺”で始まる語句
螺旋
螺鈿
螺旋形
螺
螺手
螺旋状
螺線
螺釘
螺蛤
螺鈿鞍
“螺髪”のふりがなが多い著者
南方熊楠
高村光雲
高村光太郎
北原白秋
山本周五郎