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螺手
ふりがな文庫
“螺手”の読み方と例文
読み方
割合
らしゅ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らしゅ
(逆引き)
船田ノ入道はまっさきに登って行って一引両の
幟
(
のぼり
)
を立て、また
螺手
(
らしゅ
)
に命じて貝を吹かせた。つづいては堀口、世良田、里見などの一族。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馬場民部が合図の声を放つのと同時に、望楼の三面に向って立っていた三名の
螺手
(
らしゅ
)
も、貝口を唇にあてると、満身の息をこめて吹き鳴らした。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
螺手
(
らしゅ
)
を呼んで、彼は貝をふかせた。陣々大小の将士はそれによってたちまち彼の前に集合した。すなわち陸遜は軍令
壇
(
だん
)
に立って諸大将に大号令を下した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
螺手(らしゅ)の例文をもっと
(8作品)
見る
螺
漢検準1級
部首:⾍
17画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“螺”で始まる語句
螺旋
螺鈿
螺旋形
螺
螺旋状
螺線
螺釘
螺蛤
螺髪
螺鈿鞍