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螺鈿鞍
ふりがな文庫
“螺鈿鞍”の読み方と例文
読み方
割合
らでんぐら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らでんぐら
(逆引き)
螺鈿鞍
(
らでんぐら
)
をおいた駒の背にとび乗り、八文字に開かれている中門から大手の土坡口へ、
鏘々
(
そうそう
)
と、
鎧
(
よろい
)
の
草摺
(
くさずり
)
や太刀の響きをさせて駈け出して来た。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一ト目で佐々木家とわかる道誉好みの“山吹いろ一色”の行列は、やがて
華奢
(
かしゃ
)
な粧いをこらした
主
(
あるじ
)
を
螺鈿鞍
(
らでんぐら
)
の馬上にみせて佐女牛から練って行った。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金砂子
(
きんすなご
)
の
覆輪
(
ふくりん
)
を取った
螺鈿鞍
(
らでんぐら
)
に、燃ゆるような
緋房
(
ひぶさ
)
をかけ、銀色の
轡
(
くつわ
)
に
紫白
(
しはく
)
の手綱。——甚内の眼は射られた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
螺鈿鞍(らでんぐら)の例文をもっと
(4作品)
見る
螺
漢検準1級
部首:⾍
17画
鈿
漢検1級
部首:⾦
13画
鞍
漢検準1級
部首:⾰
15画
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