“鏤金螺鈿”の読み方と例文
読み方割合
るきんらでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という駕方の喊声かんせい。そこへ雪崩なだれ押しに突ッかけて来たのは、月光にきらめく鏤金螺鈿るきんらでんの女乗物。——一足遅く追い着いてきた菖蒲あやめの寮の御方が女だてらの喧嘩買いと見えた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)