“旋舞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんぶ83.3%
ムリネエ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
智深の体にたかッたと見えたものは、みなそれ、一さつに目をまわす蠅の旋舞せんぶといささかの違いもない。——智深は早くも番所小屋の高床たかゆかに戻って
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然し、踏みしめている雪にすべって、二つの体はすぐ旋舞せんぶを描き、間髪かんはつをねらう双方の刃が、双方の小袖を払い合った。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……御婦人の旋舞ムリネエ・デ・ダアム! 僕が旋舞ムリネエを踊ってひどく恥をかいた時に、君は笑ったのか、金髪のインゲよ、君は僕をあざ笑ったのか。
Compliment(お辞儀!)Moulinet des dames(御婦人の旋舞ムリネエを!)Tour de main