“旋盤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんばん75.0%
ろくろ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、なかのひとにはいりこんで、火をかんかんおこし、小刀こがたなのついた細工台さいくだいをそばにおいて、じぶんは旋盤せんばんの上にこしをおろしました。
破壊銃は博士の腕をはなれて横にすっ飛び、旋盤せんばんの方をとび越して、その向うに立っていた配電盤はいでんばんにがちゃんとぶつかった。もちろん破壊銃はこわれた。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大和の国へ入ってから私は路傍のそこここに、千年以上も経た青色の、釉をかけぬ、旋盤ろくろで廻した陶器の破片を見た。
親父おやぢといふは煙管パイプ旋盤細工ろくろざいくげふとして居るもので、とりく時から日のくれるまで旋盤ろくろまへうごいたことのない程の、ブリダアまちではめづらしい稼人かせぎにんであるから、兒童こどもところ承知しようちするはずもない。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)