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旋盤
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せんばん
ふりがな文庫
“
旋盤
(
せんばん
)” の例文
そして、なかのひと
間
(
ま
)
にはいりこんで、火をかんかんおこし、
小刀
(
こがたな
)
のついた
細工台
(
さいくだい
)
をそばにおいて、じぶんは
旋盤
(
せんばん
)
の上にこしをおろしました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
破壊銃は博士の腕をはなれて横にすっ飛び、
旋盤
(
せんばん
)
の方をとび越して、その向うに立っていた
配電盤
(
はいでんばん
)
にがちゃんとぶつかった。もちろん破壊銃は
壊
(
こわ
)
れた。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この会社では、鉄やそのほかの金属を、切ったり、けずったりする
旋盤
(
せんばん
)
という機械をつくっている。飛行機の発動機なども、この機械がなくてはつくれないのだ。
智恵の一太郎
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
旋盤
(
せんばん
)
の中心が何かの拍子に狂ったのだ。だからこっちとこっちとが、よけいに深く
削
(
けず
)
られている。これじゃねじ山は合っていても細いから、
挿
(
さ
)
し
込
(
こ
)
んでもやがてぬけてしまうよ。
もくねじ
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鉄の指は
旋盤
(
せんばん
)
の側にあった配電盤の一つのスイッチによって操作される仕掛けであった。
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
▼ もっと見る
「それでは、火と、
旋盤
(
せんばん
)
と、それから
小刀
(
こがたな
)
のついた
細工台
(
さいくだい
)
をおねがいいたします。」
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ぼくを生んだ人間が
恨
(
うら
)
めしい。もっと気をつけて
旋盤
(
せんばん
)
を使ってくれればよかったんだ。
もくねじ
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そうして、若者はされこうべをとって、
旋盤
(
せんばん
)
にかけ、まるくけずりました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
鉄工場には、官設といわず、民間会社と云わず、三千度の溶鉱炉が真赤に燃え、ニューマティック・ハンマーが
灼鉄
(
しゃくてつ
)
を叩き続け、
旋盤
(
せんばん
)
が
叫喚
(
きょうかん
)
に似た音をたてて同じ形の軍器部分品を
削
(
けず
)
りあげて行った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“旋盤”の意味
《名詞》
(context、machine)加工する物を主軸に固定し回転させ、むらなく切削するのに用いる機械。
(出典:Wiktionary)
旋
常用漢字
中学
部首:⽅
11画
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
“旋盤”で始まる語句
旋盤細工
旋盤塲