『智恵の一太郎（ちえのいちたろう）』

明石一太郎君は、学校のお友だちや近所の人から、「智恵の一太郎」というあだなをつけられていました。それは、一太郎君がとても、うまい考を出して、みんなをびっくりさせたことが、いくどもあったからです。 近所のおばさんなんかは、一太郎君を「頓智がう …

著者	江戸川乱歩
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	象の鼻「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942（昭和17）年1月 消えた足跡「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942（昭和17）年2月 智恵の火「少年倶
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約2時間16分（500文字/分）
朗読目安時間	約3時間46分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

良（よっ） 生（いき） 啓（けい） 翼（よく） 零（れい） 流（ながれ） 毒茸（どくきのこ） 考（かんがえ） 徳利（とっくり） 粁（キロメートル） 兎（うさぎ） 使（つかい） 繁殖（はんしょく） 翅（はね） 糎（センチ） 粍（ミリ） 黴菌（ばいきん） 膏薬（こうやく） 膜（まく） 蓋（ふた） 蛍（ほたる） 蛾（が） 米（メートル） 蜂（はち） 蜘蛛（くも） 豌豆（えんどう） 足袋（たび） 転炉（てんろ） 軽便（けいべん） 鉄兜（てつかぶと） 鉢（はち） 鋳型（いがた） 錐（きり） 雛（ひな） 雛様（ひなさま） 頓智（とんち） 鹽水（しおみず） 伯父（おじ） 殻（から） 削（けず） 及第（きゅうだい） 唾（つば） 壺（つぼ） 外（ほか） 妙子（たえこ） 工夫（くふう） 度々（たびたび） 提灯（ちょうちん） 旋盤（せんばん） 明日（あす） 昨日（きのう） 林檎（りんご） 椀（わん） 槌（つち） 箸（はし） 火鉢（ひばち） 灸（きゅう） 炉（ろ） 燕（つばめ） 球（たま） 瓦（かわら） 瓦斯（ガス） 瓶（びん） 田舎（いなか） 畠（はたけ） 白髭（しらひげ） 真鍮（しんちゅう） 祖父（じい） 竿竹（さおだけ）