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鉄兜
ふりがな文庫
“鉄兜”の読み方と例文
読み方
割合
てつかぶと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てつかぶと
(逆引き)
頭は
鉄兜
(
てつかぶと
)
をかぶっているようで、ささえのない下ッ腹は絶えず何かに追ッかけられてるように、トカ、トカと
喘
(
あ
)
えいでいるのだった。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
どこまで行っても同じような焼跡ながら、
夥
(
おびただ
)
しいガラス
壜
(
びん
)
が気味悪く残っている
処
(
ところ
)
や、
鉄兜
(
てつかぶと
)
ばかりが一ところに吹寄せられている処もあった。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
待避の刹那まで、僕は
鉄兜
(
てつかぶと
)
のまま机の前に坐ってもみた。今度こそ家が焼かれるか、死ぬか、そんな思いで暮しつづけた。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
鉄兜(てつかぶと)の例文をもっと
(14作品)
見る
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
兜
漢検準1級
部首:⼉
11画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
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鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵
“鉄兜”のふりがなが多い著者
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海野十三