“膜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まく83.3%
あまかは5.6%
かわ5.6%
フィルム5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長久手ながくて一帯は、香流川かなれがわの水面もふくめて、うすい弾煙のまくの下に、かばねと血のにおいをおいて、朝の陽も、虹色にけむっていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あまかはあぢむる。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
きぬ柔軟しなしたうすいかわつけて
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
今送ろうと思う写真をゼラチンのフィルムに複写してこれを円筒形に巻き、筒の中心に軸をつけて廻転するようにする。丁度昔の蓄音機の蝋管のように、廻りながら一方に進行させる。
写真電送の新法 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)