“膜”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まく87.5%
あまかは6.3%
かわ6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弁馬べんまは、寝床の上に、腹ばいになり、まだ一皮寝不足のまくかぶっている頭脳あたまを、頬杖ほおづえに乗せて、生欠伸なまあくびをした。
御鷹 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長久手ながくて一帯は、香流川かなれがわの水面もふくめて、うすい弾煙のまくの下に、かばねと血のにおいをおいて、朝の陽も、虹色にけむっていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが、黒い真綿まわたのような薄煙のまくが所々の視野をさえぎり、やや西へ傾きかけた日輪も、それをとおして、あかがねのような、ふしぎな赤さを呈していた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
乘地のりぢつてぢいさんはすこしろまくもつおほはれたやうみはつてやゝ辟易へきえきした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
夜はまだ明けぬが有明ありあけのつき、かすかに雲のまくをやぶって黒い鞍馬くらまの山のにかかっていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あまかはあぢむる。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
きぬ柔軟しなしたうすいかわつけて、
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)