“鼻粘膜”の読み方と例文
読み方割合
びねんまく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何か、わめく声がする。胡椒臭こしょうくさい、刺戟性しげきせい瓦斯ガスが、かすかに、鼻粘膜びねんまくを、くすぐった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
途端とたん鼻粘膜びねんまくに異様な鋭い臭気を感じたのだった。毒瓦斯どくガス!——もう遅い。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)