“刺戟性”の読み方と例文
読み方割合
しげきせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にかわはいつも溶けていなければならないから、夏冬とも火鉢に掛けてあり、——したがって家の中にその刺戟性の強い匂いの絶えることはなかった。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
そいつを鼻にした広太郎が、思わずハッハッと喘いだのは、煙りに含まれている刺戟性のにおいが、一時に広太郎の愛欲を、クラクラとかき立てたからである。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼はこの女が若々しい自分の血に高い熱を与える刺戟性をどこにも見せていないのを不思議に思った。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)