“鞏膜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きようまく50.0%
きょうまく25.0%
しろめ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると彼女もつとついて来た。彼は振り返つて彼女の眼を見た。その鞏膜きようまくが変に光つてゐる。
静物 (新字旧仮名) / 十一谷義三郎(著)
その証拠には糞尿を洩らしているし、鞏膜きょうまくに溢血点が現われている。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
鈍い、黄味がかった盲人めくら鞏膜しろめのような、しかし、ぼやついたそのもやの奥には、いつでも踏みこらえるような不思議な力がこもっていた。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)