“薄膜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うすかは33.3%
うすかわ33.3%
はくまく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのくるま手長蜘蛛てながぐもすね天蓋てんがい蝗蟲いなごはねむながい姫蜘蛛ひめぐもいと頸輪くびわみづのやうなつき光線ひかりむち蟋蟀こほろぎほねその革紐かはひもまめ薄膜うすかは
とその埃りっぽい薄膜うすかわの耳がポロリと落ちる。それをあわてて継ぎ合せて「もしもし」である。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
かがやく蒼空をいまき出すように頭上の薄膜はくまくの雲は見る見るはがれつつあった。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)