“輻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
68.0%
やぼね16.0%
ふく8.0%
8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのくるま手長蜘蛛てながぐもすね天蓋てんがい蝗蟲いなごはねむながい姫蜘蛛ひめぐもいと頸輪くびわみづのやうなつき光線ひかりむち蟋蟀こほろぎほねその革紐かはひもまめ薄膜うすかは
やぼねの下に流るる道は、細き水銀の川のごとく、柱の黒い家のさま、あたかもかわうそ祭礼まつりをして、白張しらはり地口行燈じぐちあんどんを掛連ねた、鉄橋を渡るようである。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
とこには抱一上人ほういつしょうにん横物よこものはとりまして、不動さまに道了どうりょうさまと塩竈しおがまさまのおふくと掛け替り、そばに諸方から見舞に来た菓子折が積んで有りまするが、蒸菓子の方は悪くなるから先へ手を附け
ひげこと言うて径一丈余の車の輪のやうにオホワに数多の竹のの放射したものに、天幕テンマクを一重に又は二層に取り付け、其陰に祇園巴の紋の附いた守袋を下げ
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)