トップ
>
白張
ふりがな文庫
“白張”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しらはり
85.7%
しらは
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しらはり
(逆引き)
月夜の
白張
(
しらはり
)
、宙釣りの
丸行燈
(
まるあんどう
)
、九本の
蝋燭
(
ろうそく
)
、四ツ目の
提灯
(
ちょうちん
)
、蛇塚を走る稲妻、一軒家の棟を転がる
人魂
(
ひとだま
)
、狼の口の弓張月、古戦場の火矢の幻。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
路端
(
みちばた
)
の人はそれを何か不可思議のものでもあるかのように
目送
(
もくそう
)
した。松本は
白張
(
しらはり
)
の
提灯
(
ちょうちん
)
や
白木
(
しらき
)
の
輿
(
こし
)
が嫌だと云って、宵子の棺を喪車に入れたのである。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
白張(しらはり)の例文をもっと
(18作品)
見る
しらは
(逆引き)
白張
(
しらは
)
りの
提灯
(
ちょうちん
)
や
竜燈
(
りゅうとう
)
はその中に加わってはいないらしかった。が、金銀の造花の蓮は静かに
輿
(
こし
)
の前後に
揺
(
ゆら
)
いで行った。……
歯車
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
靴はどうなったのか判りません。彼が持っていたという司令部の提灯も、普通の
白張
(
しらは
)
りの提灯に変っているのです。
火薬庫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
白張(しらは)の例文をもっと
(3作品)
見る
“白張(白丁(装束))”の解説
白丁(はくちょう)は祭祀行列や神事に使用する白装束の一種であり、白丁を着用し祭祀などに参加する一般市民も白丁と称する。装束については、歴史的には白布の狩衣に呉粉で粉張りしたものであり白張と表記されてきた。現代における祭祀行列や神事では装束も参加者も白丁と表記する。
(出典:Wikipedia)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“白張”で始まる語句
白張提灯
白張傘
検索の候補
白張提灯
白張傘
白檀張
白紙張
浪裡白跳張順
“白張”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
三遊亭円朝
泉鏡花
夏目漱石
岡本綺堂
吉川英治
芥川竜之介
野村胡堂