“しらは”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シラハ
語句割合
白刃52.1%
皓歯12.8%
白羽12.8%
白歯10.3%
白刄6.0%
白張2.6%
皓齒1.7%
白箭0.9%
皚歯0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんとしてさびしい磯の退潮が日にって、小さな波が水際をもてあそんでいるらしく長い白刃のように光っては消えている。
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
皓歯の輝きが一つ一つ消え行くにつれて、それに取って代った天鵞絨のようなが、みるみる顔一面に滲み拡がっていった。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
品子はこの奇妙な出来事が何を意味するかを、よく知っていた「赤い蠍」は殺人鬼の白羽であった。世にも恐ろしい死の宣告であった。
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
には、らかな白歯ふ、真珠ふ、ふ。……いま、ちらりと微笑むやうな、口元るゝは、花片であつた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
白刄の中をもおそれぬ氣魄正義觀のあつた者を、當初は立ててきたのであらうが、總稱して、姐御とは親分のおかみさんをさすことになり
凡愚姐御考 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
靴はどうなったのか判りません。彼が持っていたという司令部の提灯も、普通の白張りの提灯に変っているのです。
火薬庫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
めた姿である。皓齒つも莞爾びたら、はらりとけて、浴衣のまゝえて、つてかう。むとふが、むのである。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
こういう場合には、いつもキャラコさんに白箭の矢がたつ。
撫肩の懐手、すらりと襟をらした、襦袢の袖に片手を包んだ深く、清らか耳許すっきりと、湯上りの紅絹糠袋皚歯んだ趣して、頬も白々と差俯向いた、黒繻子冷たき雪なす
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)