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『火薬庫』
ふりがな文庫
『
火薬庫
(
かやくこ
)
』
例の青蛙堂主人から再度の案内状が来た。それは四月の末で、わたしの庭の遅桜も散りはじめた頃である。定刻の午後六時までに小石川の青蛙堂へ着到すると、今夜の顔ぶれはこの間の怪談会とはよほど変わっていた。例によって夜食の御馳走になって、それから下座 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「子供役者の死」隆文館、1921(大正10)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
しも
)
生
(
お
)
啄
(
くち
)
距
(
はな
)
相
(
あい
)
眼
(
ま
)
陰
(
くも
)
白
(
しら
)
場
(
じょう
)
白張
(
しらは
)
小
(
こ
)
得
(
う
)
当世
(
とうせい
)
甚
(
はなは
)
灌木
(
かんぼく
)
餌
(
えさ
)
滅多
(
めった
)
着到
(
ちゃくとう
)
細君
(
さいくん
)
繁劇
(
はんげき
)
茅
(
かや
)
菰
(
こも
)
蘆
(
あし
)
蝦蟆
(
がま
)
行李
(
こうり
)
諸人
(
しょにん
)
躑躅
(
つつじ
)
遼陽
(
りょうよう
)
顛末
(
てんまつ
)
上海
(
シャンハイ
)
帯剣
(
たいけん
)
五間
(
いつま
)
仕業
(
しわざ
)
会釈
(
えしゃく
)
出来
(
しゅったい
)
列
(
なら
)
半道
(
はんみち
)
哨兵
(
しょうへい
)
夕靄
(
ゆうもや
)
大人
(
おとな
)
小異
(
しょうい
)
尾鰭
(
おひれ
)
溜息
(
ためいき
)
張番
(
はりばん
)
徘徊
(
はいかい
)
思召
(
おぼしめ
)
愛想
(
あいそ
)
暢気
(
のんき
)
曾
(
かつ
)
木立
(
こだち
)
根方
(
ねかた
)
歩哨
(
ほしょう
)
沙河
(
しゃか
)