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路端
ふりがな文庫
“路端”の読み方と例文
読み方
割合
みちばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちばた
(逆引き)
市兵衛町の表通には
黄昏
(
たそがれ
)
近い頃なのに車も通らなければ人影も見えず、夕月が
路端
(
みちばた
)
に
聳
(
そび
)
えた老樹の梢にかかっているばかりであった。
枇杷の花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しかし、気をつけて見ると、あれでもしおらしいもので、
路端
(
みちばた
)
などを
我
(
われ
)
は
顔
(
がお
)
で
伸
(
の
)
してる
処
(
ところ
)
を、人が参って、
熟
(
じっ
)
と
視
(
なが
)
めて御覧なさい。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
路端
(
みちばた
)
の
飯屋
(
めしや
)
は昼前の
大繁昌
(
おほはんじやう
)
で、ビスケットを袋に詰める者もあれば、
土産
(
みやげ
)
にウォットカを買ふ者もあり、又は其場で飲んで
了
(
しま
)
ふ者もある。
椋のミハイロ
(新字旧仮名)
/
ボレスワフ・プルス
(著)
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(19作品)
見る
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
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