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軽便
ふりがな文庫
“軽便”の読み方と例文
旧字:
輕便
読み方
割合
けいべん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいべん
(逆引き)
中味を棄てて輪廓だけを
畳
(
たた
)
み込むのは、
天保銭
(
てんぽうせん
)
を脊負う代りに紙幣を
懐
(
ふところ
)
にすると同じく小さな人間として
軽便
(
けいべん
)
だからである。
イズムの功過
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
中川君、お登和さんのお料理も随分結構だがあんまり手数のかかるものが多くってちょいと試しにくい。手数が少しもかからんで
軽便
(
けいべん
)
に
美味
(
おいし
)
いものを
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
政府の鉄道は
勿論
(
もちろん
)
私設の
軽便
(
けいべん
)
鉄道や、当時は乗合自動車さえ通っていず、殊に島に面した海岸は、百戸に
充
(
み
)
たぬ貧弱な漁村がチラホラ点在しているばかりで
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
軽便(けいべん)の例文をもっと
(9作品)
見る
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
“軽便”で始まる語句
軽便鉄道
軽便厠
軽便法
軽便寝台
軽便担架
軽便天測具
検索の候補
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“軽便”のふりがなが多い著者
村井弦斎
江戸川乱歩
小酒井不木
夏目漱石
永井荷風
海野十三
萩原朔太郎