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『イズムの功過』
ふりがな文庫
『
イズムの功過
(
イズムのこうか
)
』
大抵のイズムとか主義とかいうものは無数の事実を几帳面な男が束にして頭の抽出へ入れやすいように拵えてくれたものである。一纏めにきちりと片付いている代りには、出すのが臆劫になったり、解くのに手数がかかったりするので、いざという場合には間に合わな …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
直
(
ただち
)
解
(
ほど
)
明
(
あきら
)
起
(
おこ
)
自
(
おのずか
)
成敗
(
せいはい
)
裏面
(
りめん
)
覆
(
くつがえ
)
厭
(
いと
)
升
(
ます
)
束
(
たば
)
凡
(
すべ
)
潜
(
ひそ
)
僅
(
わずか
)
罪過
(
ざいか
)
緻密
(
ちみつ
)
総束
(
そうそく
)
臆劫
(
おっくう
)
臆断
(
おくだん
)
臨
(
のぞ
)
蔽
(
おお
)
自
(
みずか
)
舶載
(
はくさい
)
茫漠
(
ぼうばく
)
渉
(
わた
)
設
(
もう
)
軽便
(
けいべん
)
輪廓
(
りんかく
)
遵
(
したが
)
重複
(
ちょうふく
)
量
(
はか
)
零砕
(
れいさい
)
恒久
(
こうきゅう
)
中味
(
なかみ
)
充牣
(
じゅうじん
)
其処
(
そこ
)
凝結
(
ぎょうけつ
)
匹敵
(
ひってき
)
吾人
(
ごじん
)
器
(
うつわ
)
尤
(
もっと
)
強
(
し
)
形骸
(
けいがい
)
得策
(
とくさく
)
盛終
(
もりおお
)
憤
(
いきどお
)
懐
(
ふところ
)
手強
(
てごわ
)
把持
(
はじ
)
抽出
(
ひきだし
)
拵
(
こしら
)
措
(
お
)
暫
(
しばら
)
一纏
(
ひとまと
)
濾過
(
ろか
)
畳
(
たた
)