“重複”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうふく80.0%
ダブ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前回記する処の崖といささか重複ちょうふくする嫌いがあるが、市中しちゅうの坂について少しく述べたい。坂は即ち平地へいちに生じた波瀾である。
(修学第一期中に列ねたる条項は思ひつくままに記したるを以て、前後錯綜さくそう重複ちょうふくあるを免れず、読者請ふこれを諒せよ)
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ねえ熊城君、同じ文字が三つ続くなんて、そんな道理がけっしてあろう気遣いはないし、また、重複ダブった文字から始まる単語というのは、ホンの数えるほどしかないからだよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)