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零砕
ふりがな文庫
“零砕”の読み方と例文
読み方
割合
れいさい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れいさい
(逆引き)
電車会社の慰謝金はなぜか百円そこそこの
零砕
(
れいさい
)
な金一封で、その大半は暇をとることになった見習弟子にくれてやる肚だった。
雨
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
昔から今日に至るまで、あらゆる本は、何んな
零砕
(
れいさい
)
な本でも、小冊子でも、すべて人間生活の状態の『あらはれ』である。従つて、そこからも多くの知識が得られる。
小説新論
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
同時に多くのイズムは、
零砕
(
れいさい
)
の類例が、比較的
緻密
(
ちみつ
)
な頭脳に
濾過
(
ろか
)
されて
凝結
(
ぎょうけつ
)
した時に取る一種の形である。形といわんよりはむしろ
輪廓
(
りんかく
)
である。
中味
(
なかみ
)
のないものである。
イズムの功過
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
零砕(れいさい)の例文をもっと
(8作品)
見る
零
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
砕
常用漢字
中学
部首:⽯
9画
“零”で始まる語句
零
零落
零余子
零点
零細
零陵
零下
零露
零敗
零餘
検索の候補
零々砕々
“零砕”のふりがなが多い著者
島木赤彦
柳宗悦
夏目漱石
織田作之助
田山花袋
田山録弥