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充牣
ふりがな文庫
“充牣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅうじん
66.7%
きざ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅうじん
(逆引き)
よく考えると何にもないのに、通俗では
森羅万象
(
しんらばんしょう
)
いろいろなものが
掃蕩
(
そうとう
)
しても掃蕩しきれぬほど雑然として宇宙に
充牣
(
じゅうじん
)
している。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
人生上芸術上、ともに一種の因果によって、西洋に発展した歴史の断面を、輪廓にして
舶載
(
はくさい
)
した品物である。吾人がこの輪廓の中味を
充牣
(
じゅうじん
)
するために生きているのでない事は
明
(
あきら
)
かである。
イズムの功過
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
充牣(じゅうじん)の例文をもっと
(2作品)
見る
きざ
(逆引き)
かの
賤女
(
しづのめ
)
いかに美しとて、決して我を誘ひ寄すること能はざるべし。夫人。吾友よ、われは明におん身の心を知れり。
曩
(
さき
)
にはその心に初戀の
充牣
(
きざ
)
したるため、些の餘地だになかりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
充牣(きざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“充牣”の意味
《名詞》
満ちること。
《動詞》
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(出典:Wiktionary)
充
常用漢字
中学
部首:⼉
6画
牣
部首:⽜
7画
“充”で始まる語句
充
充分
充満
充滿
充填
充溢
充實
充血
充実
充當
“充牣”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
夏目漱石