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恒久
ふりがな文庫
“恒久”の読み方と例文
読み方
割合
こうきゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうきゅう
(逆引き)
鎌倉に
恒久
(
こうきゅう
)
的な地盤を固めようとするにあろう。もし関東一円が直義方となったら尊氏の中央の位置は浮いてしまう。一大事である。尊氏はめずらしく慌てたのだった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其処
(
そこ
)
に自然主義の
恒久
(
こうきゅう
)
を認識してもらう方が彼らのために
得策
(
とくさく
)
ではなかろうかと思う。
イズムの功過
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その貴族らの性質に従って、ある所では世論がきわめて厳格であり、ある所では
弛緩
(
しかん
)
している。現今のごとき多数者の無秩序な
跋扈
(
ばっこ
)
も、黙々たる少数者の
恒久
(
こうきゅう
)
的権威を、なんら変じはしないであろう。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
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(4作品)
見る
“恒久”の意味
《名詞》
恒 久(こうきゅう)
ずっと変わらないこと。また、事案が確定して、長い期間を前提にしていること。
(出典:Wiktionary)
恒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
“恒久”の関連語
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