“恒久不変”の読み方と例文
読み方割合
こうきゅうふへん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恒久不変こうきゅうふへんの感激で、私の生活をなごめてくれ、不断の慰藉いしゃを投げかけてくれるのは、一応小むずかしき外貌がいぼうを持つ、バッハの理知的な音楽だったのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
そして今や現実の世界を遠く脚下に征服して、おもむろに宇宙人生の大理法、恒久不変こうきゅうふへんの真理を冥想することのできる新生活が始ったのだと、思わないわけに行かないのであった。
贋物 (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)