“輕便”の読み方と例文
新字:軽便
読み方割合
けいべん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陸上にては使用者しようしや之を荷ひ、水上にては使用者是に乘る、誠に輕便けいべんなる物と云ふへきなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
ひとつには良心りやうしん苛責かしやく餘所よそにしてさうしてまたそれが何處どこまでも發見はつけんせられないものであるならば他人ひとものることは口腹こうふくよく滿足まんぞくせしむるには容易よういかつ輕便けいべん手段しゆだんでなければならぬはずである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)