“雄風”の読み方と例文
読み方割合
ゆうふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
而して燕王の豪傑の心を所以ゆえんのもの、実に王のの勇往邁進まいしん艱危かんきを冒してあえて避けざるの雄風ゆうふうにあらずんばあらざる也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
艇尾ていびにはいろ淺黒あさぐろく、虎髯こぜん海風かいふうかせたる雄風ゆうふう堂々どう/″\たる海軍大尉かいぐんたいゐあり、舵柄だへいにぎれるのばして、『やゝ、貴下等きから日本人につぽんじんではないか。』とばかり、わたくし武村兵曹たけむらへいそうおもて見詰みつめたが
此時このときしづかに艇頭ていとうめぐらして此方こなたちかづいてたが、あゝ、その光譽ほまれある觀外塔上くわんぐわいたふじやうよ※ いろくろい、筋骨きんこつたくましい、三十餘名よめい慓悍へうかん無双ぶさうなる水兵すいへいうしろしたがへて、雄風ゆうふう凛々りん/\たる櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさ