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貴下等
読み方 | 割合 |
きから | 50.0% |
あなたがた | 50.0% |
『たゞ
無用なる
吾等が、
徒らに
貴下等を
煩はすのを
憂ふるのみです。』と
語ると、
大佐は
急ぎ
其言を
遮り
して、
櫻木君の
一行は
意外の
天變のために、
來る二十五
日拂曉、
橄欖島の
附近にて
貴下等の
應援を
待つのですか、よろしい、
斯く
承はる
以上は
最早憂慮するには
及びません。
大佐よ、
私も
既に
此島の
仲間となつた
今は、
貴下等の
毎日/\の
勞苦をば、
徒らに
傍觀して
居るに
忍びません、
何んでもよい。