“拂曉”のいろいろな読み方と例文
新字:払暁
読み方割合
ふつげう42.9%
あけがた14.3%
あかつき14.3%
ふつぎよう14.3%
よあけ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拂曉(ふつげう)に目醒(めさ)めて、海岸(かいがん)へ飛出(とびだ)して見(み)ると、櫻木海軍大佐(さくらぎかいぐんたいさ)、日出雄少年(ひでをせうねん)武村兵曹等(たけむらへいそうら)は既(すで)に浪打際(なみうちぎわ)を逍遙(せうえふ)しながら、いづれも喜色滿面(きしよくまんめん)だ。
土(つち)が徹宵(よつぴて)さういふ作用(さよう)を營(いとな)んだばかりに、日(ひ)は拂曉(あけがた)の空(そら)から横(よこ)にさうして斜(なゝめ)に其(そ)の霜(しも)を解(と)かして、西風(にしかぜ)は直(たゞち)にそれを乾(かわ)かして残酷(ざんこく)に表土(へうど)の埃(ほこり)を空中(くうちう)に吹(ふ)き捲(ま)くる。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
して始(はじ)めて靈夢(れいむ)を蒙(かうふ)り、その拂曉(あかつき)水際(みぎは)に立(たち)
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
櫻木大佐等(さくらぎたいさら)は二十四日(か)の夜半(やはん)に電光艇(でんくわうてい)に乘(じやう)じて、本島(ほんたう)を離(はな)れ、其(その)翌日(よくじつ)の拂曉(ふつぎよう)には、橄欖島(かんらんたう)の島蔭(しまかげ)に到着(たうちやく)する約束(やくそく)。
拂曉(よあけ)の光(ひかり)はまだ行(ゆ)き渡(わた)らぬ。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)