“そよかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
微風93.8%
軟風3.1%
爽風1.5%
輕風1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものゝ影が映るなどゝは思ひも寄らぬのに——嗚呼、そこには私と雪太郎の上半身が微風そよかぜの気合ひも知らずに、あざやかに生息してゐる。
バラルダ物語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
この日は、初夏の爽風そよかぜもなく、殊に照りつけて、暑かったらしい。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曉告ぐる五月の輕風そよかぜゆたかに草と花とを含み、動きてを放つごとくに 一四五—一四七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)